【気になる】ホストの『給料』っていくら？具体例も紹介

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こんにちは、元ホストのきゅうびです。

ホストという仕事は、未経験者からしたらなかなか未知な部分が多いのではないでしょうか？
特に「ホストの給料」に関しては、一般企業の正社員の月収と比べて「夢がある」と感じる人も多いと思います。

最近ではテレビやSNS等でもよくホストを見かけますが、お金の使い方がすごい発信をしていたりして、ホストをやった事がない人には手の届かない領域だったりもするのです。

そんなホスト、いったいどれぐらいの給料があるのか気になりますよね？

この記事では、実際にホストでナンバーに入って店の主力メンバーをやっていた私が『ホストの魅力的な給料とその具体例』を解説していきます。

「ホストの給料には夢がある」と書きましたが、実際にホストを経験してみれば、その夢は案外現実的に考えられるようになりますよ。

簡単に説明すると、ホストの給料には

以上の2種類がありますが、このうち「歩合」の方を増やしていけば、その分給料が増えていくのです。
つまり、お金を使ってくれるお客様をたくさん捕まえれば、給料はどんどん増えていくわけですね。

商品単価や会計の相場等も、ホスト未経験だと全くわからないと思います。
その辺の具体例は、本文にて詳しく解説していきます。

ホスト未経験の人からすれば、ホストの給料はかなり「夢」があるものに感じられると思います。

でも、実際にやってみるとその夢は案外現実的になります。

商品代金がどれぐらいで、客単価がどれぐらいで、売上に対しての給料がどれぐらい、等がわかってくれば、目標金額を目指して行動できますよ。

— きゅうび (@host9vi) 2020年3月9日

夢を見るのは良いのですが、どうせやるなら現実的に考えてみて下さい。
本文内の具体例を見ていただければわかってもらえると思うのですが、一般的なサラリーマンの月収ぐらいなら案外簡単に超えられます。

そして、売上をあげる方法がわかれば、後はひたすら積み重ねるのみです。
1000万プレーヤーも目指せる事でしょう。
稼ぐコツがわかってきたら、悪い考えは起こさずにしっかり税金を支払いながら、後ろめたさはナシで堂々と稼いでいくと良いですね。

それでは、以下から『ホストの魅力的な給料とその具体例』を詳しく見ていきましょう。

[st-kaiwa2 r]ホストの給料は「夢がある」っていう印象だけど、実際にはどれぐらいもらえるものなのか気になりますよねー。[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]夢を現実にできるよう日々前向きに頑張れる人なら、きっとホストで成功できるはず！！[/st-kaiwa1]

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ホストの給料は2パターン

ホストの給料については、以下の2パターンがあります。

私がいた店の事も混じえて書いていきますね。

保障期間は日給

「保障」とは、自分のお客様のいない入店してすぐのホストでもタダ働きとならないよう、売上が無くても給料がもらえるシステムです。

通常、ホストは売上があって初めて給料が発生するものですが、未経験で入店初日から自分のお客様を抱えているホストなど誰もいません。
自分のお客様がいないホストにどうやって売上あげろと言うの？という無茶なお話とならないよう、売上のないホストに対して期間限定で保障期間を設けるホストクラブは多いです。

また、保障は基本的に日給です。
私がいた店では、レギュラー（週6勤務の人）であれば日給￥7,000でした。
アルバイト（週5以下の勤務の人）なら日給￥4,000という条件になります。
ホストクラブはとにかく人員を確保したいので、多く出勤してくれる人には優遇するという感じですね。

日給は労働時間を考えるべき

ここで注意しないといけないのは、1日に何時間働いても日給は変わらないという事です。

早出手当も無ければ、残業手当もありません。
ただし、早出したり営業終了後にも動く事で、自分のお客様を捕まえる機会は増えるので、保障から早々に抜け出して歩合で給料を増やす事には繋がりますけどね。

営業時間の確認を忘れずに

お店探しの際には、営業開始時間とは別で出勤時間を確認しておく事と、明確な退勤時間も聞いておく事が重要です。

特に退勤時間に関しては「○時に閉店、お客様も完全撤収」という決まった時間があるのかどうかは必ず確認しておきましょう。
最初から「何時に閉店」と確定している店の方が、退勤後のスケジュールも組みやすいですし、良心的に思います。

私がいた店では「あのテーブル、売上がまだ伸びそう」と上が判断したら、どんどん全従業員の退勤時間が先延ばしになっていきました。
ダラダラと営業時間が延びてしまうのはシンドかったですね。

売上からの歩合に切り替え

保障期間が終了するか、保障期間内でもお客様が付いてきて売上からの歩合で計算した方が高くなる場合は、売上からの「歩合」で給料が計算されます。

保障か歩合かの選択

私がいた店では、保障期間終了までは月末に「来月どうする？」と役職に聞かれていました。
これに「まだ売上が少ないので保障で」とか「お客様がついてきたので歩合で頑張ってみます」などと回答し、翌月の給料をどうするか決めてから次の一ヶ月に臨んでいました。

保障か、歩合か、翌月の給料をどちらでもらうのかを事前に選ばないといけないという、とてもプレッシャーを感じる鬼畜な店でした。

言うまでもなく、お客様が付いてきたら歩合の方が高くなっていきますよ。

売上の中からどれぐらい給料としてもらえるのか

売上からの歩合の場合は「売り上げた額の○％が給料になる」という感じです。
40～60％に設定している店がほとんどですね。
ただし、一定の水準を超えてからはさらに上乗せしてくれたりもします。
私がいた店では、売上が100万円を越えると数％上乗せされていました。

売上からの歩合が、ホストの基本的な給料のもらい方です。
つまり、売上が上がれば上がるほど、飲めば飲むほど給料が増えるという事。
ここがホストの給料の「夢がある」と言われている部分ですね。

[st-kaiwa1]大手では保障を時給で換算してくれたり、保障と歩合のどちらも合わせて給料でもらえる店もあるかも！！[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]グループや店によって条件は様々だから、いろんな店に体験入店に行って確認してみると良いですよー。[/st-kaiwa2]

ホストの給料の具体例

ここまでは、ホストの給料が2種類ある事を書いてきました。
この2種類の給与形態によって、ホストの給料がどのように決まるのかを具体的に考えていきましょう。

このようなパターンで、給料の具体例を以下にまとめていきますね。

保障のみの場合

売上が無く、保障だけの場合の給料はとてもシンプルです。
レギュラーで働く場合と、アルバイトのパターンを計算していきます。

レギュラー（週6勤務）：日給￥7,000の場合

レギュラーで働くホストは、ホスト一本で他には仕事をしていないはずなので、週6のフル出勤で4週間と考えます。

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]週6勤務×￥7,000×4週間＝￥168,000[/st-cmemo]

さらに、週の皆勤賞というのが￥5,000ぐらいあったりするので、

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]4週間×皆勤賞￥5,000＝￥20,000[/st-cmemo]

これらを合わせて、保障でもマジメに週6勤務すると、

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]出勤分￥168,000＋皆勤賞￥20,000＝月収￥188,000[/st-cmemo]

給料として「￥188,000」もらえる事になります。

意外と多くないですか？
売上が0でも、こんなにもらえます。
（保険料や税金は考慮なし）

期間限定になるでしょうけどね。

それと、ホスト初心者の場合はレギュラー勤務はなかなかつらいと思います。

自分のお客様がいない場合、勤務内容は「新規回り」か「ヘルプ」となりますが、新規回りは長くても1人10分で終わるので、他の時間はヘルプでずっとお酒を飲んでいる状態という事です。
週6ヘルプでずっとお酒を飲んで声を枯らしても、週に1日しか休みが無いという状況。

逆に、これだけ頑張れたご褒美として週の皆勤賞がある、という事ですね。

アルバイト（週3勤務）：日給￥4,000の場合

レギュラーなら、保障でも意外と普通の給料をもらえる事がわかりました。
では、アルバイトだとどうなるでしょう？

ここでは、金土日の週3日だけアルバイトでホストをするパターンを考えてみます。

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]週3勤務×￥4,000×4週間＝月収￥48,000[/st-cmemo]

アルバイトだとそもそも日給がレギュラーよりも低い上に、週6（店の営業日による）で勤務しないと皆勤賞はもらえないので、これだけしかもらえません。

よくいたのが、本業とは別で金土日の週3日ホストをやりたいという人。
確かに、本業とは別で￥48,000もらえるのなら、その従業員としてはありがたいでしょう。
しかし、店からすると「こいつ売上あげる気ないな」と思われても仕方なく、よっぽど売上をあげる自信に満ち溢れている人でない限りは、入店しても不幸になりそうなのであまりオススメしません。

基本的な保障の考え方としては、「ホストとして売上をあげられるようになるまでは店が支えますよ」という感じです。

なので、売上をあげてもらわないと困るわけです。
この事から、保障目的のアルバイトならやめておいた方が無難です。

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歩合の給料は売上で決まる

保障については、出勤した数だけ把握しておけば簡単な計算で算出可能でした。

歩合になると、売上の○％が給料としてもらえるというのは上でお話ししましたね。
ここがホストで一番夢のある部分かと思います。

ここでは歩合50％で、具体的に考えてみましょう。
リピーターのお客様が3人いて、売上がだいたい100万円になるよう設定しています。

お客様Aさんの内訳

Aさんは、週6で毎日来店してくれては￥20,000使ってくれます。
風俗で働いてきた帰りに、その日に稼いだ給料の中から使ってくれています。

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]￥20,000×週6×4週間＝売上￥480,000[/st-cmemo]

Aさんからの売上だけで、月に￥480,000もあります。
1日￥20,000と少額ですが、これが毎日積み重なるとすごいのです。

ちなみに、その内訳は

これだけで￥20,000超えますね。
ここではキリ良く￥20,000と表現していますが、実際には上のような会計になります。

お客様Bさんの内訳

Bさんは、2週間に1回ぐらい来ては1日で￥200,000ぐらい使ってくれます。
高級風俗にたまに出勤してはがっぽり稼いできて、その中から使ってくれています。

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]￥200,000×月2＝売上￥400,000[/st-cmemo]

月に2回しか来ないお客様ですが、その2回だけで￥400,000の売上があります。
ホスト的には、毎日よりもたまに来て一気にあげてくれるお客様の方がありがたいですね。

1回￥200,000の内訳は

基本的にはみんなで飲んで遊ぶ感じ、酔って良い感じになったらみんなでシャンパン飲んで騒ぐという飲み方をされるお客様ですね。
この内容で、1回で￥200,000をちょっと超えます。

お客様Cさんの内訳

Cさんは、週1で来店されては1日に￥50,000ぐらい使ってくれます。
1週間キャバクラでの勤務を頑張ったご褒美、という感じですね。

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]￥50,000×月4＝売上￥200,000[/st-cmemo]

1回で￥50,000はまあまあ良い感じですが、週に1回しか来られないので、もっと来てくれたら嬉しいなぁという淡い期待を寄せながらも扱いは細客です。

1回￥50,000の内訳は

とにかくお酒が好きで、飲んで騒ぐよりはお喋りして楽しく飲むという感じ。
この内容で￥50,000超えますね。
ちなみに、私はショットならコカボムが好きです。

お客様A、B、Cの売上を合わせて歩合を適応した数字が給料

実際には、このように何十万円と使うお客様の他にも、数千円〜数百万円と幅広いお客様がいらっしゃいますが、ここではわかりやすくこの3名の売上だけで給料を考えます。

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]A￥480,000＋B￥400,000＋C￥200,000＝売上／月￥1,080,000[/st-cmemo]

この3名のお客様からの売上を合計しただけで、￥1,080,000となります。
100万円超えましたね。

歩合は50％なので、

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]￥1,080,000×50％＝￥540,000[/st-cmemo]

さらに、100万円超えたら2％上乗せされるとすると

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]￥1,080,000×2％＝￥21,600[/st-cmemo]

合計すると52％の歩合となり、

[st-cmemo fontawesome=”fa fa-calculator” iconcolor=”#444″ bgcolor=”#c9bcab” color=”#444″ iconsize=””]￥540,000＋￥21,600＝月収￥561,600[/st-cmemo]

これが、今回の条件で計算した給料です。

100万円を超える売上があると、給料は50万円を超えます。
しかも、内訳を見てもらうと実感が湧くと思いますが「夢」というほど無茶な金額ではないという事がわかってもらえるかと思います。

このようなお客様が3人いるだけで、給料が50万円です。
同じようなお客様が6人いたら、給料は100万円を超えますね。

ある程度見た目の良いナイトワークの女性なら、給料もとても良く、このようなお金の使い方は結構普通だったりするので、ガッチリ捕まえられれば給料100万円も夢ではありません。

[st-kaiwa1]具体的に計算してみたらわかるけど、100万円の壁は案外乗り越えられそうだよね！！[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]ナイトワークの姫は、ホストにハマったらめちゃお金使っちゃいますー。[/st-kaiwa2]

ホストの給料『夢のあるお話』

テレビに出てくるホストや、歌舞伎町や大阪ミナミで大きい看板に載っているようなホストの売上は、1000万円を超えていたりします。
歩合50％で計算しても、彼らのひと月の給料は500万円を超えているという事になりますね。

大阪ミナミならGOグループやBCグループ等

大阪ミナミでは「G.O.グループ」という有名なグループがありますが「夏音柚（なつねゆず）」や「ディカぷりお」というホストのインスタでは、高級時計を現金一括で購入したり、月給20万円の正社員ではなかなか叶わないような事を日常的にやっています。

また、BCグループも有名で、お客様は初回料金無料という破格の料金設定で運営しており、たくさんの店舗を出店しています。

テレビに出てくる有名なホスト

歌舞伎町では「ローランド」が有名ですよね。
テレビにも出るし、その映像がよくSNSで拡散されているのを見かけます。
彼は高級外車を現金一括で購入していました。

また、私の好きなアーティスト「GACKT」も、元々ホストをやっていたようです。
昔からお金の使い方はすごいですね。
「自宅の寝室に噴水がある」とか「自宅にエレベーターがついている」というお話は有名です。
格付け番組で一流に君臨し続けられるのも、ホストの頃から日常的に大金を使って、ずっと一流の物に触れてきたからでしょう。

[st-kaiwa1]1000万プレーヤー、っていう響きがもうスゴイ！！[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]売上上位のホストとなると給料はケタ違いだけど、こうなるまでには一般人が想像できない苦労を続けてきたはずですよー。[/st-kaiwa2]

ホストは『個人事業主』扱い

さて、夢ばかり見ていても仕方ないので、ここで現実的に考えてみましょう。

実はホストは、雇用されるわけではありません。
考え方としては、「個人事業主」が近いですね。
一つの店に、若者から中年まで幅広い個人事業主がたくさん集まっている感じ。

個人事業主である事のメリットとデメリットはこちらです。

自分が動かないと給料はもらえない

雇われているわけではないので、労働に対して確実に対価（給料）がもらえると勘違いしてはいけません。
この場合の対価とは、保障の事になると思いますが、保障は多くの場合期間限定となるので、この期間を過ぎればもう保障もありません。
保障期間の内にお客様を付けて、歩合で給料がもらえるようにしておかないといけません。

そして、歩合となれば「自分が飲まないと自分の給料は無い」と思っておいてちょうど良いです。

お酒が飲めないと稼げない

「お酒を飲めなくても稼げる」と謳っているホストクラブは多々ありますが、一度冷静になって考えてみましょうか。

売上をあげるには、たくさんお酒を注文してもらわないといけません。
その注文したお酒、誰が飲むのか考えてみて下さい。

あなたが飲めないなら、飲むのはヘルプです。
でも、ヘルプがいくら飲んだところでヘルプの売上にはなりません。
ヘルプは、担当の売上をあげる為に頑張ってくれます。

じゃあ、あなたがヘルプについた時も、担当の為に飲んであげるべきです。
でも、それができないとしたら…

[st-kaiwa2 r]すみません、うちのテーブルでヘルプに付いてたくさんお酒飲んでもらえませんか？[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]お前、人に飲んでもらって売上あげといて、オレのテーブルでは全く飲んでくれないから売上あがらんし、イヤだわ[/st-kaiwa1]

こう思われても仕方ないのです。

その結果、ヘルプについてくれる人がいなくなり、もう自分で飲まないと売上をあげる事はできなくなります。
社長レベルの役職であれば、もはや自分の売上よりも店全体の売上を意識しているので、喜んで飲んでくれるとは思いますが、そんな上層部の役職は普段あまり店にいないので、頼れません。

この事から、自分が飲まないと自分の給料は無いと考えるべきですね。

そもそも、飲めない担当ホストの為にお客様はお酒を注文してくれませんけどね。

保険料や税金は引かれていない状態

もらえる給料については上述しましたが、その給料から保険料や税金は引かれていません。
なので、本来は自分自身で税務署に申告して所得税を支払い、住民税を支払い、もらった給料の中から国民健康保険を支払い、国民年金まで支払わないといけません。

ここで悪い事を考える人もいますが、給料が手渡しで、給料をもらった形跡や履歴が残っていないとしても、ホストクラブ側でしっかり控えられているので、役所相手に「無職」を通す事はできません。

無職の恩恵は受けられない

ホストの給料が手渡しであった場合「給料をもらった」という履歴が残りません。
また、税金を引かれていないという事は、自分で所得を申告しなければ、一見働いているように見えません。

ですが、残念ながらホストクラブ側で控えられているので、所得を隠す事はできないのです。
つまり、役所諸々に「無職」で申請する事も不可です。

通常、収入がなければ国民健康保険は収入0円適用で安くなるし、国民年金は100%免除の申請ができ、住民税も考慮してもらえます。
が、ホストとして給料があるならこれらは受けられません。

失業給付をもらいながら働くのも不可

通常は、仕事をやめたらハローワークで失業給付を申請すると思います。

失業給付とは、大雑把に説明すると

失業して約3ヶ月間は給付がもらえずに無収入の期間がある上、この期間に仕事が決まると失業給付はもらえません。
代わりに給付予定額の80％ぐらいの額が祝い金という感じで一括でもらえたりもらえなかったり。

こういう話を聞くと、満額もらいたいと思ってしまうのが人間というもので。
働いている事がバレない仕事をしながら、収入を申告せずに満額もらってしまおうという人がいます。

もちろん、やめておいた方が良いでしょう。
不正受給なので。

当然、失業給付をもらっている途中で仕事が決まっても言わないといけないし、職業訓練を受けながら給付をもらいながらでもホストで給料が入ったら申告しておいた方が良いですよ。
こういう事は、後で全て自分に返ってきます。

[st-kaiwa1]無職で届けを出す事は、その時はできるけどね！！後で困るのは自分自身なんだよ！！[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]役所は書類を出したその時には何も言わず、後から「ダメですよ」と言ってくるから請求額がエグいですー。[/st-kaiwa2]

100万プレーヤーぐらいなら案外なれる

この記事では、ホストの給料についてお話ししてきました。

ホストの高額収入は「夢」というほど遠くなく、十分可能性のあるものという事がわかってもらえたかと思います。

正社員をやめてホストを始める価値は十分にあります。
しかし、始めるのなら遅くても20代のうちに始めるのが良いと私は感じました。

私は30代にしてホストを初めて経験し、ナンバーのポジションを維持できました。
しかし、それは元々私が音楽活動の中でホストのような振る舞いをしていたから「ホスト未経験でありながらホスト経験者のように働けた」というのが大きな要因です。

全くの未経験者が30代からホストを始めるのは、大変苦痛だと思います。
なにせ先輩や役職、下手したら社長までも年下という事になる上、お客様も年下ばかりなので、年下の人間からいろいろ指摘されたり、年下に気を遣う日々を送らないといけないからです。

20代の人は、その機会が訪れたらぜひ躊躇わずに挑戦してみて下さい。
ホストという仕事は、間違いなくあなたの人生を大きく変えますよ。

[st-kaiwa1]ホストとは、飲めば飲むほど無限に稼げるお仕事です！！[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]飲めないホストにはお酒注文しないですー。[/st-kaiwa2]

[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#c93636″ bgcolor=”#222″ color=”#c93636″ iconsize=”100″]当記事での給料や料金設定はあくまで一例であり、店によって条件は変わりますので、面接と体験入店の際にしっかり確認する事をオススメします。[/st-cmemo]

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