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【ホストの仕事内容】ホストの一日の仕事の流れと業務を徹底解説

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この記事は、以下のような人にオススメです

  • ホスト未経験だけど興味ある
  • ホストってお酒飲むだけじゃないの?
  • ホストの一日の仕事の流れを知りたい

こんにちは、元ホストのきゅうびです。

ホスト未経験だけど興味がある、という人なら、ホストが実際にどんな仕事をしているのか事前に知っておきたいですよね?
勢いで夜の世界に飛び込むのも良いですが、もし仕事内容がキツかったらイヤだしどうしよう…と、悩む事もあると思います。

中には「女性と喋ってお酒飲むだけでしょ?」と思っている人もいる事でしょう。
簡単に言ってしまえば、これは間違いではありません。
ですが、この考えだけでホストを始めようとすると必ず挫折します。
なぜなら、実際にはホストの仕事はそれほどシンプルではないからです。

シンプルではないけど、だからこそ楽しいというのはありますけどね。

この記事では、ホスト未経験3ヶ月でナンバーに入った私が『ホストの一日の仕事の流れと具体的な業務内容』を解説していきます。

ホストの仕事では、基本的には「お客様である女性を楽しませる」事を意識します。
その為にやらないといけない事は具体的に挙げていくとたくさんあり、ホストは本当にいろんな事を考えながら日々働いています。

店の営業時間自体はそれほど長くないかもしれませんが、ホストは営業時間外にやる事もたくさんあるので、ホストを始めてだいたい仕事内容がわかってくると、ゆっくり寝てる時間がもったいないと思うようになってきます。
もちろん、これは睡眠時間を削ってまでやる価値(高額な給料)があるからこそなんですよ。

それでは、以下から『ホストの一日の仕事の流れと具体的な業務内容』を詳しく見ていきましょう。

[st-kaiwa2 r]ホストって、具体的に毎日どんな仕事をしてるのー?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]うーん…とにかく忙しい![/st-kaiwa1]

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ホストの一日の仕事の流れ

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ホストが起きて、出勤して、帰宅して寝るまでのだいたいの流れをざっくり書いておきます。
以下を見るだけで、なんとなくホストの生活がどんな感じかを想像できるのではないでしょうか?

  1. 眠りから覚める
  2. お客様達に連絡
  3. 外に出る準備
  4. セットサロン
  5. 店内清掃して開店準備(or 同伴)
  6. 営業開始
  7. お客様がいれば接客
  8. お客様がいなければキャッチ
  9. 閉店して軽く店内清掃
  10. (アフター)
  11. 帰宅して就寝

「店内清掃して開店準備」の代わりに、自分のお客様がいれば「同伴」するホストも多いです。
同伴であれば、大抵どんな店でも店内清掃や開店準備を免除されます。(他に同伴しないスタッフがいる場合に限る)
また「閉店して軽く店内清掃」と「帰宅して就寝」の間に、自分のお客様がいれば「アフター」をします。

では、これをもう少し細かく分類して、ホストが毎日どういった事をやっているのかを具体的に書いていきますね。

[st-kaiwa1]ホストは起きてから寝るまでやる事がみっちり!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]仕事にマジメ過ぎるとしんどくなるかもー。[/st-kaiwa2]

ホストクラブ営業開始前の仕事内容

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ホストが起床してから出勤し、店が営業開始するまでにやる事はこちらです。
早く売れたいなら、起床後にゆっくりしている場合ではありません。
ホストは家にいても常に仕事モードなのです。

お客様とのコミュニケーション

ホストは、ギリギリに起きて寝坊してくるか、めちゃ早起きして人知れず努力しているかのどちらかですが、どちらのパターンでも、自分のお客様がいれば「おはよう」と連絡します。
時間が無ければ一方的にLINEして済ますでしょうし、時間に余裕があれば電話して挨拶ついでに少しお喋りしたりするでしょう。

電話なら同伴チャンスもある

もちろん、お客様からしたら文字だけのLINEよりも声が聞ける電話の方が嬉しいわけなので、早起きしてお客様とコミュニケーションを多く取る努力をする方が喜ばれますし、この電話でその日「同伴」してくれるお客様もいます。

このように、起床後のコミュニケーションは直接その日の売上に繋がる事なので、非常に重要です。

スケジューリング

スケジューリングは、要は「カレンダーを見る」という事。
昼に起きて朝に寝る生活を、休日も休まずにレギュラーでやっていると、曜日感覚が全くわからなくなるので「今日は○月○日の○曜日」と確認する事が大事です。

また、店のイベントは可能であれば手帳に翌月の分まで書き込んでおき、イベント当日にお客様を呼ぶ為に、事前にしっかり準備しておかないといけません。
「このイベントまでにこの日とこの日をAさんと会って、この日にはBさんと会って、この日には出勤前にCさんと会って営業終了後はDさんと会って…」という感じ。

ホストには手帳が必須アイテムです。

手帳の代わりにスマホを使うのはリスクあり

スマホは機能が充実しているので、アプリを入れれば手帳代わりにも使う事ができます。
しかしながら、スマホが壊れたり電池切れ等で電源を入れれなくなってしまうと、メモした事が見れなくなってしまいます。

スマホは電気がないと動きません。
電気に依存しないといけない状況は避けたいところです。

自分のセッティング

起床して、寝起きのまま外には出られませんよね。
顔を洗ったりシャワーしたり、ヒゲを剃ったり、ホストスーツやオシャレなコーディネートをしたり、カラコンをつけたり、朝ご飯を食べたり…
自分のセッティングとはそういう事です。

セットサロンで髪をプロにセットしてもらう

新人ホストにありがちなのが、ヘアセットをケチって自分で髪をセットしてしまう事。
短髪なのであれば、プロにセットしてもらうほどの毛量も無いし自分でやれば良いのですが、ホストと言えばセミロングヘアー~ロン毛なので、セットサロンに行って1回¥2,000ほどでプロにセットしてもらいましょう。

やはり、プロのセットは全然違います。
自分でやる人の中には、器用な人ならまあまあ良い感じにやる人もたまにいますが、それでも後ろが見えないですし、セットサロンは「何も考えずにぼーっとしていても30分~1時間ぐらいでプロのセットが完了する」という素晴らしいサービスです。

そして、ホストクラブに来るお客様の中には「セットサロンでセットしてもらっていないホストは指名しない」というお客様もいるほど、セットサロンでセットしてもらう事はホストにとって日常的であり、必須事項です。

セットサロンは月極契約もできる

セットサロンによっては月極契約ができ、月に¥30,000~¥60,000ぐらい(店によって違う)を支払う事で、その一ヶ月間毎日セットし放題というサービスもあります。
その都度財布を出す手間もなくなり、事前に予約しておけばスマートに済ませる事ができます。
また、毎日ヘアサロンに通っていると従業員に顔を覚えてもらえるので、だんだんセットに行くのが楽しくなってきますよ。

私は、勤務していた店のすぐ近くに月極契約ができるセットサロンがあったので、そこで契約して出勤前には必ずセットしてもらっていました。

イケメンキャラに多いビジュアル系メイク

ホストによっては、ビジュアル系メイクをする人もいます。
これも、自分でメイクするのに慣れている人は自分でしますが、セットサロンでメイクサービスもあったりするので、セットと一緒にやっても良いと思います。

ホストにとって、キャラクター作りは大切で、このビジュアル系メイクも、そのホストのキャラクターを形作る大事な要因の一つです。
また、すっぴんが少し残念な顔でも、ビジュアル系メイクのような派手めなメイクによって、確実にイケメンになれます。

しかしながら、多くのホストは肌を綺麗にする程度のメイクを自分でやるぐらいに留まっています。
お客様の好みを考えてみても、ビジュアル系メイクを好むお客様は少数派だったので、メイクに関してはホスト自身の好みで調整すれば良いでしょう。

店内清掃

自分のセッティングが済んだら、同伴しないホストは店に出勤します。
荷物を置いて、店内の掃除から始めます。

私がいた店でやっていた事は、

  • テーブル・イス拭き
  • 床を掃除機で掃除
  • 床を水拭き
  • 壁や装飾など内装拭き
  • トイレ掃除
  • 前日のグラス等の洗い物を全部済ませる

これぐらいだったかと思います。

前日に派手に飲んで騒いでいたテーブルの下は、こぼれたお酒が乾いてこびりついていたりするので、しっかり拭きます。

ホールのセッティングをしてお客様を迎える準備

店内清掃が終わったら、お客様を迎える準備をしていきます。

テーブル上に灰皿やコースターを設置したり、業者が定期的に届けてくれるおしぼりをタオルウォーマーに充填しておきます。
私物などは忘れないように、置き場に保管しておきます。

ミーティング

開店準備が済んで、いつでもお客様が来店できる状態になったら、その日出勤の全スタッフ(同伴ホストは除く)で集まってミーティングをします。

ミーティングでは、後日に控えているイベントの事や休日の事、また従業員の前日の振り返りから当日の目標などをそれぞれ発表したりして、意識高い状態を保ちます。

目標を持って仕事に取り組む事で、人は確実に成長していきます。
小さな目標を達成する事を積み重ねて、少しずつお客様を掴んでいくのです。

体験入店希望者の面接

ホストクラブでは、ホスト希望者に店の雰囲気を感じてもらえるよう「体験入店」というシステムを取り入れており、ホストの仕事を一日体験する事ができます。

しかも、体験入店は無料どころか、逆に給料がもらえます。

この体験入店の希望者の予約が入っていれば、従業員の店内清掃中に店長等の役職が面接を実施します。
私がいた店ではほぼ毎日体験入店希望者が来ていました。
ホスト未経験の人は素直で良い子ばかりでしたが、経験者は「何を考えているかわからない」とか「終始上からマリコ」状態でやりにくかったですね。

前向きな体験入店希望者には入店してもらえるよう配慮

面接が終わってその日体験入店するとなれば、ミーティング後にテーブルマナーを教えていました。
とは言っても、雰囲気を感じ取ってもらう為のものなので、その日すぐに覚えてもらうというような無茶をさせていたわけではありませんよ。

ただ、体験初日からしっかりテーブルマナーを実践するような前向きな体験入店希望者には、優しくしてできるだけ入店してもらえるよう努力します。

配達の受け取り

ホストクラブでは、毎日毎日飽きもせずお酒がどんどん飲まれていきます。
なので、毎日営業開始前に足りないお酒を酒屋に注文して、持ってきてもらうのです。
酒屋への注文リストを作るのを新人のうちから毎日少しずつでもやっていけば、店にどんなお酒が置いてあるのかはすぐに覚えられますよ。

私がいた店では、焼酎(鏡月)のボトルとシャンパン(リステル等)とビール(アサヒスーパードライ)と酎ハイ(カロリ全般)がよく出ていました。
その他にも、麦焼酎や芋焼酎、カクテルリキュール、ソフトドリンク等もよく注文していましたね。

同伴

どんな売れていないホストでも、これをする事で優越感に浸れるのが「同伴」です。
同伴とは、お客様と一緒に来店して出勤する事。
つまり、出勤直後から自分のお客様がいる状態になるので、自分のお客様がいないホストがいれば優越感に浸れます。

また、同伴にはメリットがあります。

  • 本来の出勤時間の○時間後まで余裕ができる
  • その結果、店内清掃は免除
  • めんどくさいミーティングも免除
  • 初っ端から売上確定の安心感

私がいた店では「本来の出勤時間の2時間後までに出勤すれば良い」というルールでしたので、合法的に清掃もミーティングも免除されました。
とは言っても、ミーティングでは重要事項も告げられるので、後で役職などに話を聞きに行ってましたけどね。

この2時間は、お客様とご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりして時間を使います。
全ては「店でたくさんお金を使ってもらう為」なので、出勤時間に余裕があるからと言ってお客様を適当に扱ってはいけません。

中には「寝坊して遅刻しそうだから同伴して」というクズなお願いをするホストもいます。
で、同伴での出勤時間ギリギリに店前で待ち合わせして、一緒に入店するというクズっぷり。
この行為は、お客様には何もメリットはないので、後でよっぽど完璧なフォローをしない限りすぐに切れてしまいます。
ラクをしようとしてはいけません。

[st-kaiwa2 r]店の営業開始までにやる事はたくさんあるねー。[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]営業開始前から売上チャンスは転がってるよ!![/st-kaiwa1]

ホストクラブ営業中の仕事内容

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営業開始時間となり、店がオープンしました。
いつでもお客様を迎えられる状態ですが、お客様がいるといないとでは、やる事が変わります。

自分のお客様を捕まえるキャッチ

自分のお客様がいない、または来店していない場合は、外に出て店の近所を歩きながら、ターゲットをキャッチ(店に勧誘)します。
しかしながら、近頃は「勧誘行為禁止区域」ばかりで、こういった場所ではキャッチをしてはいけない事になっています。

それでも、キャッチは一番手軽で費用のかからない集客手段なので、個人経営店等では主要な集客方法として取り入れている店もあります。
もちろん、営業時間内には絶対に従業員にキャッチをさせないようにしている店もあるので、キャッチがどうしてもイヤな人は面接時に確認するようにしましょう。

ちなみに、キャッチさせない店はその代わりに別の集客手段を利用しているので、新規のお客様が全く来ないという事態にはなりません。
ちゃんと自分のお客様を捕まえるチャンスはもらえるので、その辺は安心していて良いでしょう。

キャッチは無くならない

いくら禁止されていても、やはりキャッチはホストの集客方法としてかなり効果が高いので、ホストクラブ全店からキャッチが完全に無くなるという事は考えられません。

本来、禁止区域でのキャッチは違反となります。
が、いざという時の為に、キャッチの事も書いておきますね。

キャッチしてはいけない人種

キャッチの際には、誰にでも声をかけて良いわけではありません。
「キャッチしてはいけない」とされている人種の人もいます。
それは、同業者です。

ここで言う同業者とは、ホストと同じように集客の為にキャッチをしている人の事。
女性でも、キャバクラや風俗のキャッチをしている人がいるのです。
そういう人達は、キャッチ要員として雇われているのでキャストではありませんが、仕事中なので声をかけてはいけません。

やってはいけない暗黙のルール

キャッチでは、やってはいけない暗黙のルールが存在します。
それは、

  • 同業者に声をかけてはいけない(上述した通り)
  • 他店のホストがキャッチ中の女性には声をかけない(邪魔をしない)
  • 女性の行く道を塞がない(通行妨害をしない)
  • 紹介所の前でキャッチをしてはいけない(怒られる)

等など。
暗黙のルールというか、常識でしょうか。

自分がされてイヤな事はしないようにしましょう。

通行妨害は警察を呼ばれる恐れがあり、100%負けます。
紹介所の前でキャッチをしていると、紹介所の従業員にブチ切れられます。

狙うべきターゲット

キャッチで狙うべきターゲットは、そもそもキャッチの目的を考えればわかりますね。
それは「お金を持っていそうな女性」です。
これは本当に大事で、お金を持っていない女性が来店してくれたところで使えるお金がないので、大した売上にならず、時間の無駄で終わってしまいます。

本当は、一番大事なのは「お金を使ってくれそうな女性」なのですが、それは「お金を持っていそうな女性」の中から選別すれば良い話です。

ありがちな話としては、「あの女性はお金持ってそうだけど、綺麗過ぎてレベルが高過ぎて声をかけにくい」というもの。
そもそも、キャッチはダメ元でやっている事です。
新人であれば、100人に声をかけて1人来るかどうかというお話なので、誰に声をかけても同じです。
それなら、お金を持っていそうなレベルの高い女性にばかり声をかけ続け、引っ掛かった1人がガンガンお金を使ってくれるのが良いですよね。
そもそも、夜に出歩いている綺麗な女性は売れっ子キャバ嬢か売れっ子風俗嬢かAV女優か社長なので、ほぼ確実にお金を持っています。

歓楽街では、大金がその辺を普通に歩いています。

キャッチ禁止区域

キャッチ時に警戒すべきなのが、この「キャッチ禁止区域」。
ホストクラブで有名な地域は、大抵が「全域キャッチ禁止」となっています。
なので、キャッチしている現場を警察に見つかってしまうとアウトです。
さらに、ホストだという事がバレてしまうと店は罰金の上に営業停止、そのホスト本人も罰金と拘束です。

このような理由から、キャッチをする際に最も気をつける事として「絶対に警察に見つからないようにする」という事が挙げられます。

禁止区域でも、店によってはキャッチを強要されるので、もうバレないようにうまくやるしかないんですよね。
警官に現場を見られても大丈夫なように、キャッチではなく「ナンパ」と言い訳できるような誘い方をするという方法もあります。

キャッチしない方針の店もある

上記のような理由から、キャッチせずに広告媒体に100%頼る店も多いです。
大金を支払えば、街中に大きな広告を出せますし、紹介所に登録する事もできます。
ただし、大手のグループでないと広告費は維持できないので、個人店ではキャッチなどで、自分でお客様を捕まえてくる事を推奨しています。

キャッチのメリットは大きい

キャッチが苦手な人は多いですが、できるようになった方がホストとしては絶対に有利ですよ。
メリットは以下です。

  • 自分のお客様を増やす事ができる
  • お金を持っている女性に敏感になる
  • 初対面の女性に気軽に声をかけられるようになる
  • ヘルプについてもすぐに姫と打ち解けられるようになる

早く売上をあげられるようになりたいなら、キャッチは必須です。

直接ホストの給料に繋がる接客

ホストのメインの仕事だと言える「接客」は、直接自分の売上を左右する大変重要なお仕事です。
自分のお客様でもヘルプでも全て自分の為になるので、ホストが最も力を入れるべき業務ですね。

ホストクラブでの接客には、いくつかの種類があります。

  • 新規のお客様(初回来店)
  • 自分のお客様(2回目以降のリピート)
  • ヘルプ(他の従業員のお客様)

一つずつ詳しく見ていきましょう。

初めて来店された新規のお客様

初回来店のお客様は、1時間¥1,000で飲み放題などのプランで来店されます。
この1時間の間に、その日出勤している全ホストが5分や10分交代などで回っていきます。
この数分間の中で、ホストはお客様に最大限アピールしないといけません。

初回の1時間が終わった段階で、お客様は最後にどのホストが一番よかったかを選びます。
「送り指名」と言われるものですが、選ばれると、もうそのお客様はあなたのものです。
連絡先を交換させてもらって、2回目以降の来店をしてもらえるようしっかりコミュニケーションをとっていきましょう。

しかしながら、この辺のルールは店によって違う場合があります。
連絡先は誰でも交換可能であったり、新規のお客様に新人はつけない等の話は大手で聞いた事がありますので、体験入店時に確認しておきましょう。

新規のお客様を捕まえて自分のお客様にする事が、ホストとして売上をあげる為の最初の一歩となります。

アピールのコツを挙げると、

  • お客様の話を聞くばかりでなく、自分の話をしながらお客様を巻き込んでいく
  • ゲームばかりしない
  • カラオケは絶対しない
  • ニコイチ(女性2人組)の場合は一緒につくホストとの連携が大事
  • 去り際にお客様の印象に残る一言を言う

等など。
とにかく、最後の選択の際に思い出してもらえるよう、自分を印象づける事が大事です。

売上のメインである自分のお客様

新規のお客様を捕まえて、しっかりコミュニケーションをとりながら営業をかけた結果、2回目以降の来店(リピート)をしてくれるようになったら勝ちです。
正直、初回来店ではほぼ売上をあげる事は叶いません。
2回目以降の通常料金になってからが勝負です。

お客様の財布状況を考えつつ、料金を計算しながら、テーブルマナーに配慮し、お酒を飲んで楽しくお喋りをします。

また、思い通りの注文をしてもらえるよう誘導していく簡単な話術もあると良いですね。
締め日にはナンバー入りを意識し、いつもよりもお酒を飲みつつ他の従業員の売上と自分の売上も考えないといけないので、脳天気に酔っ払っている場合ではありません。

酔ったフリをするのはかなり有効です。

また、ここだけの話、自分のお客様のテーブルに先輩ホストがヘルプでついてくれた時には、先輩であろうとお構いなしにタメ語を使ったり、おもっきりツッコんでも問題ありません。
全ては「お客様に楽しんでもらう為」なので、社長以外は何でもアリです。
(社長に何かしてしまうと、今後の進退に響きそうで恐い)

私の場合は売上ナンバー3で、私の売上の上にいるホストが社長と幹部一人だけだったので、他の役職相手にやりたい放題やって楽しませてもらっていました。
後で裏でちゃんと謝ってましたけどね。

自分磨きできるヘルプ

ヘルプとは、他の従業員のテーブルにつく事です。
担当ホストとそのお客様のテーブルについて、テーブルマナー全般を見たり、担当が困っているところ(会話含む)を助けてあげるのがヘルプの役割。

もちろん、お酒を飲むのも大事な仕事です。
ヘルプではいくら飲んでも自分の売上にはなりませんが、自分の卓でも同じ事をしてもらうので、この辺はチームプレイと言えます。

なかなか、他人の売上の為に頑張ろうと思えるホストはいないかもしれません。
しかし、ヘルプは自分磨きにもなるのです。
ヘルプで培った事は、新規回りの際にも、自分のテーブルの接客でも役立てる事ができます。

さらに言うと、ヘルプで仲良くなれたお客様がお友達(枝)を紹介してくれる事もあります。
こうなると、自分の売上に直接響いてきますので、ヘルプであろうとお客様と仲良くなっておく事はとても大事です。

ただし、爆弾行為となってしまわないよう、仲良くなる限度は考えましょう。

ホストの自分磨きには、たくさんの本を読む事も良いです。
売れたホストが書いた本はもちろん、会話術に関する本もとても実践的で為になりますよ。

接客の基本であるテーブルマナー

接客では、お客様を楽しませるだけではありません。
ホストクラブでの時間を快適に過ごしていただく為に、テーブルマナーをしっかり身に付けておく必要があります。

接客の基本中の基本であるテーブルマナーですが、これは毎日意識してやっていれば、そのうち条件反射のように身体が勝手に反応するようになります。

誰よりも速く気付いて対応できるようになれば、カッコいいですね。

体験入店の際に教える事ではありますが、基本的な考え方としては

  • お客様に失礼の無いようにする
  • お客様が気持ちよくお酒を飲める状態を維持する

この2つを意識して臨めば大丈夫です。

おしぼりは三角折り

お客様の来店時には、おしぼりをお渡しするのですが、そのおしぼりには置き方があります。

大抵の夜の接客業の店では、三角折りが基本です。
新規のお客様がこの三角折りを自主的にしていれば、それはホスト慣れしている人かキャバ嬢です。

そして、お客様がお手洗いから帰ってきた際にもおしぼりを渡したりするので、テーブルの上におしぼりが溜まってくるのですが、お客様の前には三角折りのおしぼりが1枚だけある状態にして、他のおしぼりは全て回収しておくのが良いです。

また、コースターの代わりにおしぼりを敷くお客様やホストもいますが、これはテーブルマナー的には問題ありません。
私は正直、見映えが良くないのであまり好きではありませんが、グラスから流れてくるしずくをおしぼりが勝手に吸い取ってくれますし、効率は良いのかなと思います。

タバコと灰皿

お客様が来店されたら、タバコを吸うか確認して、吸うお客様の利き手側に灰皿を置いてあげます。

タバコを吸う素振りを見せたら、ライターを差し出して火をつけてあげます。
中には火をつけてもらうのを嫌がるお客様もいらっしゃるので、そこはお客様に合わせましょう。

また、ZIPPOなどのオイルライターはタブーとなっています。

灰皿に関しては、吸い殻が2本溜まったら、もう新しいものと交換しますね。
この吸い殻の本数基準は店によって違いがありますし、そのお客様の吸う速度でも変わってきます。
ハイペースなお客様ならもう少し溜めるでしょうし、ゆっくりなお客様なら吸い殻1本でも新しい灰皿と交換したり、臨機応変にします。

グラスのドリンク

ドリンクは、基本的に半分以下まで減っていれば注ぎ足すか、次の注文を促します。
中には「飲み切りで」と言うお客様もいますが、一旦は半分以下まで減ったら尋ねてみましょう。

また、ドリンクの注ぎ足しには順番があり、

  1. お客様
  2. 担当ホスト
  3. ヘルプの先輩ホスト
  4. ヘルプのその他ホスト
  5. 最後に自分

という順番に見てあげます。
なので、ヘルプでテーブルについた際は常に意識しておき、みんなでどんどんお酒を飲んでいきましょう。

お酒を注ぎ足す際には、マドラーで左回し(時計の反対回り)で混ぜます。
右回し(時計回り)で混ぜると時計を意識され、転じて「時間が進む」→「早く帰れ」という意味になってしまいます。

これはホストクラブに限らず、キャバクラ等の夜の接客業では常識ですね。
逆に、左回しで混ぜると「あなたと長く一緒にいたい」という意味で捉えられます。

さらに、ドリンクは冷たいので、しばらくするとグラスに水滴が発生してきます。
これをヘルプ用のおしぼりで拭き取ってあげる事も、テーブルマナー上必要な仕事です。

焼酎等のボトル

焼酎等のボトルのお酒は、ラベルをお客様の方に向けて、何のお酒なのかお客様がいつでもわかるようにしておきます。

そして、フタは閉め切らず、ゆるく閉める程度に留めておきます。
閉め切ってしまうと「もう私達はお酒を飲みません」という意味になってしまいます。
ホストクラブは、基本的には「どんどんお酒を飲む」スタンスの店なので、フタを閉め切るのはお客様が帰られる時だけですね。

こういったボトルは大抵キープボトルですが、ボトルをおろす毎に「ボトルネック」をつけていくのが一般的です。
これにはお客様や担当ホストの名前と、おろした日付を書いたり、枚数が重なってくると何かしらのメッセージになったり、楽しいですよ。

私が現役の頃のお客様の中には、半年弱でボトルネック100枚達成したお客様もいらっしゃいました。
こういうキリの良い時に、記念として何かしてあげると大変喜ばれます。

テーブル

テーブルの上は、いつも綺麗な状態を心掛けましょう。

  • 灰皿からもれた灰を拭く
  • グラスから垂れたしずくを拭く
  • 空いたグラスは回収
  • 空いた缶やビンを綺麗に整列
  • ゴミはすぐに捨てる
  • お客様の前に余計な物を置かない

等など。
何かを拭く事が結構多いので、拭く用の綺麗なおしぼりを持っておくのが良いでしょう。

入店して最初の目標であるラスソン

ラストソング(ラスソン)とは、その日一番売上が高かったホストが営業終了直前にカラオケで歌う曲の事です。
選曲は自由で、そのホストの好きな曲だったり、その時に隣にいるお客様によって決めている曲があるホストもいます。

私がホストクラブに入店して初めてのラスソンを取れた時は、かなり感動しましたね。
ナンバー入りしてそれを維持している間は、ありがたい事にほぼ毎日ラスソンを歌わせてもらっていました。
私が1日でドカンとあげる事は少なく、毎日コンスタントに売上をあげていたので、他の従業員に売上がない時にも売上をあげている事が多かった為です。
おかげで、組数(リピート数)に関してはずっとナンバー1でした。

ラスソンで姫とケンカになる

ラスソンの際、お客様と言い合いになった事がありました。

ラスソンになった時に自分のお客様が複数いた場合、基本的にどちらか売上が高かったテーブルで歌う事になっているので、売上が低かった方のお客様は文句を言ってくるのです。
「どうして私の隣じゃないのよ」と。
それだけ求めてくれていたというのは、ホストとしてはありがたい話ですが。

こういう事があるというのも踏まえておき、事前に「ラスソンは売上が高いテーブルで歌う」という事をお客様に伝え「他のテーブルで歌って欲しくないならあとシャンパン1本」など煽るのも大いにアリですね。

[st-kaiwa1]自分のお客様を自分で見つけてくるキャッチなら、他の従業員と差を付けられる!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]テーブルマナーは地味だけど、スマートにできるとカッコ良いですねー。[/st-kaiwa2]

お客様の見えないところでやっている仕事内容

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実はホストは、お客様の見えないところでやる仕事も多いです。
大手では、内勤が全ての裏方の仕事をやる店も多いですが、個人店ではこのような裏方の仕事でも、プレイヤーの従業員みんなで分担してやります。

店を回す

店を回すのは重大な責任が乗っかってくるので、主に役職ホストが任される仕事です。
大手でも責任重大な事に変わりはないので、役職ホストか、内勤でもベテランが担当します。

ホストの配置を考える

ホストの人数やテーブルの数は限られていますが、お客様はどんどん入ってきます。

例えば、ホストAのお客様が3人来られたとしましょう。
ホストAは一人しかいないので、必ず担当ホストがいないテーブルが存在する事になります。
この場合、担当がいないテーブルにはヘルプが数人(最低でも一人)ついて接客する事になります。
そして、数分置きに担当ホストがテーブルを移動し、それに合わせてヘルプも移動したりします。
そこに、新規のお客様aが来られたとしましょう。
新規のお客様にはホストみんなが数分ずつついていきますので、当然ホストAもつく事になります。
さらに別の新規bが来たとしたら、そちらも当然ホストAは回る事になります。

上のような状況で、ホストAのいないテーブルに最低一人ヘルプがいる状態を維持しつつ、ホストAを含むホスト全員が新規aとbの両方を回れるよう配置をするのは、なかなか大変な事です。

空いている従業員に仕事指示

自分のお客様がおらず、ヘルプにもついていない空いている従業員がいれば、溜まっている洗い物を洗ってもらったり、注文を聞いてきてもらったり、タバコを買ってきてもらったり(パシリ)、仕事を指示します。
他の従業員が一生懸命仕事をしている中で、ヘルプにも入らずに空いている従業員がいる事自体不思議ですが、こういう場合にはできるだけ仕事を振り、最悪、無理やりどこかのヘルプにつかせたりします。

当然ですが、空いている従業員=サボりと思われても仕方ありませんので、頻繁に空いていると先輩ホストや役職ホストからの評価が下がる可能性があります。

注文の品を用意する

お客様がおらず、空いている従業員は「お願いします」と聞こえたら大きな声で返事をして、そのテーブルまで注文を伺いに行き、お酒を頼まれれば用意します。
店にカクテルが置いてあるのであれば、ここでカクテルを作るバーテンダー経験もできたりします。

役職でも雑用する

また、空いている従業員がいない場合は、店を回す役職ホストであろうと、後輩ホストのお客様の注文を伺うし、ドリンクを作ったりもします。
この場合の担当ホストは、気を遣っているフリをしながら内心では優越感に浸れば良いのです。

グラスを割らないように洗い物

お客様がおらず空いている従業員は、洗い物が溜まっていれば洗い物をします。

よくやってしまうのが「グラスを割ってしまう」という失敗。
単価はそれほど高くありませんが、回数を重ねてしまうと買い足す経費がバカになりません。

また、グラスは割れずとも、ヒビが入ったりしてしまうともう使えません。
ヒビは気付きにくいですが、お客様の手や口に触れてしまうと危ないので、よく確認しておきます。

そして、シャンパングラスやワイングラスは足が折れやすいので要注意です。

役職でも洗い物する

洗い物についても、空いている従業員がいない場合は、店を回す役職ホストであろうと、グラスが足りなくなれば洗い物をします。
ただし、何も役に立っていなさそうなヘルプがいれば、一旦呼び出して洗い物をさせます。

ちょっと休憩

また、自分のお客様が来店されている場合は基本的に担当ホストはそのテーブルについていないといけませんが、ちょっと休憩がてら裏に逃げ込む事もあります。
「グラス無いから~」と洗い物をしながら、頭の中はぼーっと休憩してます。

このようにして自分で休憩時間をこっそり作るようにしないと、ホストの仕事で休憩を取るのは難しいです。

うまく利用する新人教育

体験入店を経て新人が入店してきたら、新人教育は従業員みんなの役割です。

ここでありがちなのが「ホスト経験者が新人として入ってきた場合にやりづらい」という事。
そんな事を考える必要はなく、ホスト歴は関係なくその店では先輩なはずなので、その店のやり方を教えてあげるのです。

新人教育では、キャッチも一緒に付き添っていき、お手本を見せつつタブーを教えて実践させるという感じ。
新規のお客様についてもらう時も一緒にテーブルについて、フォローしながらお客様の接客をします。

新人育成+お客様へのアピール

私の場合は、自分のお客様が来られている時にわざわざ新人ホストをヘルプにつけて、会話の練習をさせる意味も込めてどんどん話を振って喋ってもらっていました。
お客様の前で堂々と新人ホストとたくさん喋る事で、仕事中でありながらいろいろ話を聞き出せるし、早い段階で仲良くなれます。

また、お客様に対して「仕事してるぜ」アピールができますし、お客様からしても新鮮で良いし、今後自分が席を外す時にその新人ホストが喜んでヘルプに付いてくれるようになるので、良いことだらけですよ。

[st-kaiwa1]営業中にやる事は、接客だけじゃない!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]新人育成に使われるのはアレだけど、姫としても新鮮さがあるから悪くないですよー。[/st-kaiwa2]

ホストクラブ営業終了後の時間外にやっている仕事内容

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長い夜が明けて、ホストクラブの営業が終了した後も、ホストの仕事はまだ終わりません。
とは言え、役職含む皆が酔っ払ってぐったりしているので、頭も身体もそれほど動かせないんですけどね。

簡単に店内清掃

使用済みのグラスや灰皿を全部回収して軽くおしぼりで拭いたり、キープボトルを保管場所に戻したりして、ホールに出ている物を引いてきます。

また、営業中に騒ぎまくって翌日に影響するぐらい、あまりにも汚れているところがあれば軽く掃除しておきます。
その辺でくたばっている従業員もついでに片しておきます。

あまり耳に入ってこないミーティング

あまりにも店が暇なまま営業終了したり、翌日イベントだったりすると、酔っ払っている役職が従業員を集めて気合いで喋ります。

この時、従業員はほぼ死んでるので話があまり耳に入ってきませんが、ここで良くない態度で話を聞いていると、拳が飛んでくる可能性があるので注意が必要です。
いくら酔っ払っていても、店を出るまで気を抜けません。

ただ振り返るだけじゃない売上計算

その日の売上がいくらだったのかを振り返る事はとても重要です。
店全体の売上を計算したり、各ホストの売上を計算して順位を出したり、最低必要なお金を金庫にしまって残りは入金する準備をしたりする人が店によって決まっています。

お金を触れるのは、大抵役職の中でも上の方の人だけですね。

この人は、毎日営業終了後に売上計算をするので、プレイヤーではなく基本的にお酒を飲まない内勤か、プレイヤーであってもお酒を飲まないと決めている上位の役職である事が多いです。

従業員個人の売上計算

個人で自主的に、自分の売上を計算して記録しておくのも大変有効です。

売上だけでなく、どのお客様が何を注文したとか、どんな話をしたとか、会話の中で聞き出したお客様の情報とかを記録しておくと、後でかなり使えます。
特にお客様の誕生日など、プレゼントに困った時にはこれを見返すと、何かしら案が浮かんでくるものです。

私の場合は、個人的にExcelでフォーマットを2種類作成して毎日記録していました。
その2種類とは、

  • その日の売上とその内容を記録する「日報」
  • お客様別に情報を記録する「顧客管理表」

このような感じ。
これを隣で見ていた先輩従業員が「欲しい!」と言ってきたので、前向きに仕事に取り組んでいる従業員にはデータを配っていました。

この記事を読まれて「自分も欲しい!」と思ったなら、お気軽にフォームからお問い合わせ下さい。

お金を使ってくれたお礼と次回の為のアフター

アフターとは、営業終了まで店で遊んでくれたお客様と一緒に退店する事です。

私がいた店では、アフターする従業員が優先的に退勤でき、清掃やミーティングが免除されましたが、ホストや店によっては「全部終わるまで外でお客様を待たせる」という事をします。

退店した後は自由で、近所でお客様をタクシーに乗せて終わりな事もあれば、一緒にご飯を食べに行くとか、そのまま遊びに行くとかします。
この辺の裁量は、どれだけ売上に貢献してくれたかで決めれば良いと思いますよ。

また、営業終了まで自分のお客様が2人以上いた場合は、いくらホストと言えど身体は一つだけなので、アフターすると決めた1人のお客様以外は何かしらアフターしない理由を告げて自然に帰します。
ここで、結構ガツガツいけるキャラのホストであれば「お前今日お金使わなかったから、あっちのお客様とアフターしてくるわ!」と強気に言い放って、次にお金を使ってもらうよう煽る事をしたりもします。

帰宅して寝るまでお客様とのコミュニケーション

帰宅しても、まだ一息つけません。
すぐに寝たいところではありますが、お客様を大事にするのであれば「ただいま。仕事終わって帰ってきたよ」等と連絡します。
当日に来店してくれたお客様にはもちろん、関係を繋いでおきたいお客様に対してもLINEや電話をします。

もちろん、電話の方が効果が高い事は「起床後の連絡」のところで書いた通りです。

こうして、ホストの一日は幕を閉じます。
シャワーできる余力があればシャワーして、翌日にお酒が残らないようアルコール分解をする薬を飲んだり、しじみ汁を飲んだりして、歯を磨いて就寝します。

[st-kaiwa1]ホストは仕事が終わっても落ち着けない!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]その日の振り返りと翌日の準備は本当に大事ですー。[/st-kaiwa2]

ホストの仕事内容はとても充実している

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この記事では、ホストの具体的な仕事内容について書いてきました。

  • 営業開始前に自分をホストとして仕上げる事と、お客様を迎える店の準備
  • 営業中は売上をあげる為に必死に頑張る
  • お客様の見えないところでやる仕事もある
  • 営業終了後もお客様とのコミュニケーションは必須

私は元ホストですが、この記事を書いていて大変懐かしくなりました。
それと同時に、改めて魅力的な仕事だなと感じました。
今はブロガーに魅力を感じて「記事を書く」事に注力しているので、私はもうホストはやらないですが、ホストは睡眠時間を削ってでも頑張る価値が本当にあると思います。

何より「年を取るとできない」という制限がある仕事なので、興味がある人は早いうちに始めてしまいましょう。
ホストの仕事内容の中で「ちょっとコレは厳しそうだな…」と思うような事が1つ2つぐらいあっても、実際にはその場のノリや勢いでどうにかなるものですよ。

[st-kaiwa1]仕事内容を作業工程で挙げると充実してるけど、基本的には「お客様を楽しませる」のがお仕事です!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]極端な話、テーブルマナーが全くできなくても、それを話術で納得させつつお客様を楽しませる事ができるのなら「テーブルマナーができない事が正解」とも言えますねー。[/st-kaiwa2]

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