当サイトは「広告」を利用しています

【転職】履歴書への『ホストの職歴』の書き方と言い換え具体例

この記事は約12分で読めます。
記事内に「広告」を含む場合があります
kva_title_20200315e

この記事は、以下のような人にオススメです

  • ホストをやめて転職したい
  • ホストの経歴を履歴書にどう書けば良いかわからない
  • ホストやってた事は書かない方が良い?
  • 履歴書で嘘ついても良い?

こんにちは、元ホストのきゅうびです。

ホストをやめて本格的に転職活動を始める場合、困るのが履歴書ではないでしょうか?

世の中のホストへの偏見がすごいので、履歴書にそのまま「ホスト」等と書いてしまうと印象が悪くなってしまうのでは?と不安に思いますよね。
かと言って、ホストだった過去を書かないと空白の期間が生まれてしまい、それはそれで印象が良くないです。

この記事では、ホストをやめて転職活動に成功した私が『ホストの経歴を履歴書にうまい具合に書く方法』を解説していきます。

ホストの経歴をストレートに書くのはダメ、かと言って何も書かないのもダメ。
「全く別の仕事をしていた」と嘘をつくのも、もちろんアウトです。
それならどうすれば良いのか?
一旦ホストを経験してしまった男性は、もう一生転職活動に困って生きていかないといけないのか?

いえいえ、そんな事はありません。
企業の採用担当が見ているのは、職歴よりも貢献期待度です。

貢献期待度とは、あなたが応募する会社に対してあなたがどれだけ利益を生み出せるのか、どれだけ期待してもらえるか?を示す度合いです。
これをアピールできるよう履歴書を書くのです。
この時、若干「ホストやってた」っぽいニオイがしても構いません。

ホストの業務には色々ありますが「○○の経験を御社で活かせます」という風な書き方をすれば、ホストだった経歴を少しぼかしながらも嘘をつく事なく、前向きな感じで履歴書に書けるはずです。

それでは、以下から『ホストの経歴を履歴書にうまい具合に書く方法』を詳しく見ていきましょう。

[st-kaiwa1]履歴書で空白の期間を作りたくないから、ホストだった経歴は何としても埋めないと!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]でも、ホストだった事をストレートに書くのはあまり良くないですー。[/st-kaiwa2]

履歴書へのホスト経歴の書き方具体例

kvb_heading_20200315ea

転職活動の際、履歴書へストレートに「ホスト」や「ナイトワーク」「水商売」と書くのは避けておくのが無難です。
なぜなら、世の中のホストへの偏見は異常なので「ホストでした!」と言って前向きに捉えてくれる採用担当はそうそういません。

しかしながら、ホストだった過去を完全に書かないのはもったいないですし、書かないデメリットもあるので、ここは転職活動に活かせるよう「この経験を活かせます」という風に前向きに書く事を考えてみましょう。

ホストの仕事の中でどういった業務があったのかを思い出してみて、嘘がないように言い換えていきます。
あくまで、転職希望の会社で有利になるような書き方を意識します。

以下に具体例を一部掲載しておくので、参考までにご利用下さい。

お酒や食品を提供するので「飲食店」

食品系のサービス業等に転職したい場合は、ホストの経歴を「飲食店」と書けば良いです。
ホストクラブでもお酒や食品を提供するので、飲食店で働いていたと言っても嘘にはなりません。

ただし「飲食店での経歴がある」と伝えれば、採用担当は「ウェイター」なのか「調理担当」なのかが気になるところです。
あなたに料理スキルがあるのなら調理で良いですが、全く料理できないならウェイターの設定で考えておくのが無難でしょう。

接客するので「接客業」

ホストは、ひたすらお客様の相手をしているので「接客業」と言えます。
接客業とは、上に書いた飲食店の他にもアパレルや雑貨店、コンビニ等など…店舗でお客様と直接話す機会がある仕事は全て接客業になりますね。

「接客業の経験がある」と伝えると、どんな店で何を売っていたのかが気になるところです。
「接客業でお酒を出していた」という設定で考えておけば良いでしょう。

PC操作や分析をしていたなら「マーケティング」

ホストの時にお客様の情報管理や売上管理、そこからさらに売上を上げる為の分析等をパソコンを使って行なっていたのなら、マーケティング経験があると言えなくもないです。
余程の分析力や実績がないと強みにはできないかもしれませんが、スーパーや飲食店、コンビニ、その他アルバイトを抱える正社員への転職には有利になるスキルです。

アルバイトを抱える正社員の仕事は「数値分析」

アルバイトを抱える正社員が働く現場では、主にアルバイトが実作業をして、正社員は実作業から離れて数字を管理する仕事を任される事になるので、分析力があるとなれば大きなアピールポイントになるでしょう。
自社のお酒をいかにたくさん売り、会社(店)の売上を伸ばしてきたかという実績を語れるぐらいであれば、なお強いです。

体験入店や新人ホストの面倒を見ていたなら「新人育成」

ホストクラブの体験入店は頻繁に来るし、すぐに後輩も入ってくるので、ある程度ホスト歴が長ければ新人育成の経験もあるのではないでしょうか?
仮に、あなたが育成したホストが実際に育って売れたのなら、それは大きな実績なのでアピールに使えます。
人を育てる事ができるスキルは、どんな会社でも役に立つんですよ。

新人育成は「教える」スキル

人を育てるには、その人が育つようにうまく教えていく事が必要です。
つまり、新人育成の経験は「教える」事に活かせるんですね。
勉強を教える塾講師や学校の先生、トレーニング方法を教えるスポーツジムのコーチ、法人向けの研修担当等、活かせる職種は幅広いです。

新人育成において何を意識してきたのか、そのスキルを会社でどのように活かせるのかを考えてみましょう。
ここで注意ですが「育てたホストが売れました」とは書かないように。

ナンバーに入っていたなら「売上に貢献」

ホストで売上を上げるにはそれなりの努力が必要ですが、ナンバーに入るにはさらに尋常じゃない努力をしないといけないですよね。
売上を上げる為の分析はもちろん、PDCAサイクルを回す実行力も必要になりますし、日々の自分磨きも欠かせません。

これだけ努力をして得られたナンバーは、大きな実績となります。
「接客業において店内従業員の中で○番目の成績を残した」「商品(自分)をたくさん売る為のマーケティングに成功し、評価された」「成功するまで諦めずにやり続ける行動力がある」等、書き方は色々なパターンが考えられますね。

役職に就いていたなら「部門のリーダー、責任者」

会社組織は、責任感がない人間を受け入れません。
自分の失敗を他人に押し付けたり、投げ出してしまうような人は要らないのです。

その点、ホストクラブでの役職は店の経営側となるので、責任重大ですよね。
血の滲むような努力は大前提で、実績を残したホストが評価されて初めて就任できるのが役職です。
これまで並列で対等な立場にいたホスト達の上に立ち、部下を束ねる立場。
仮にこの役職ホストを経験してきたのなら「リーダーとして部下をまとめていた」という大きな強みになるでしょう。

人の上に立つリーダーシップ

リーダーの素質は、どんな職場でも必要とされるスキルです。
会社としては、優秀な人材にはどんどん責任を背負ってもらい、上に上がってもらいたいと考えているので、役職ホストの経験は必ず役に立ちます。

希望の会社の業務内容に合わせて文章を作り、ぜひ最大限に活かして下さい。

[st-kaiwa1]入社してしまえば勝ちです!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]後は一生懸命働いて、ホストの経歴を誤魔化した事がバレないように他の人より早く仕事を覚えてしまいましょうー。[/st-kaiwa2]

ホストの経歴を履歴書に一切書かないデメリット

kvb_heading_20200315eb

さて、ホストの経歴をそのまま履歴書に書くと採用担当に引かれてしまうので、ホストという表現をぼかしつつ言い方を変え、過去の経験を会社で活かせる事をアピールしてみましょう。というお話でした。

しかしながら、ぶっちゃけ面倒ですよね?

どうして事実をそのまま書いたらダメなの?
ホストの何が悪いんだよ、一生懸命働いてきたのに!
偏見なんてクソ喰らえ!!
言いたい事も言えない会社なんてこっちから願い下げじゃ!!

はい、私もそう思います。
でも、会社に雇われたいなら仕方ない事なのです。
こんな事に頭も時間も使うなら、いっそホストだった経歴は何も書かずに適当に誤魔化せば良いのでは?と思う人も多いのではないでしょうか?

では、ここからは「ホストだった経歴を履歴書に書かないデメリット」を解説していきます。

職務経歴に空白期間ができる

履歴書は、一般的に「空白期間を作らない方が良い」とされています。
採用側の立場で考えてみればわかるかもしれませんが「この人は働き続ける事ができない」「仕事に対して前向きに取り組む事ができない」と判断されてしまうのです。

もちろん、正当な理由があれば空白期間があっても面接官を納得させられるかもしれませんが、ホストとしてやってきた期間を他の理由で誤魔化すのは至難の技でしょう。

誤魔化せない事はない…?

私の場合は、職歴が多く空白期間もいくつかあり、デザイナーとしてフリーランスの期間があったり単純に何もしない期間があったりと、空白期間の理由は様々でした。
事実としてデザイナーでフリーランスの期間はあったので、例えばフリーランスの期間が1年でホストの期間も1年あったとしたら、フリーランスの期間を2年と書いてホストの経歴を書かないという事もできるわけです。

もしあなたが、何かフリーランスとして仕事ができそうなスキルを持っているのであれば、そのスキルを使って「フリーランスとして働いていた」という職歴を作って埋めてしまう事もできるでしょう。
しかしながら、そうやって履歴書に書く以上は具体的に仕事を想像できる必要がありますし、そこまでしてホストだった経歴を誤魔化す必要あるのかな?とも思います。

自分の気持ちに嘘をつく事になる

ホストが売上を上げるには、相当の努力が必要です。
ホストとして何も頑張らず、売れてもいなかったのなら書かない方がマシですよ?

でも、心血を注いで頑張ってきたのなら、その過去はあなたにとって誇るべき経歴であり、履歴書には絶対に書きたいはずです。

仮にナンバーに入ったり役職に就任した経験があれば尚更でしょう。
それを履歴書に一切書かないのは、自分の気持ちに嘘をつくという事になりますね。

もちろん組織に入る為の書き方は考えるべきなので、ストレートには書かず、ホストの経歴をうまく活かせるように文章を作り、あなたの魅力を伝えましょう。

[st-kaiwa1]一生懸命頑張ってきた期間を無かった事にはしたくないよね!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]職歴アピールはホストの経歴があっても無くても通る道なので、本気で転職したいなら頑張ってみようー。[/st-kaiwa2]

採用担当がホストの経歴に思う事

kvb_heading_20200315ec

履歴書には、ホストだった経歴をうまい具合に書く方向で進めるのが良いでしょう。
私がホストだった時は一生懸命集客をして、ナンバーにも入って、後輩達にも慕われながら退店しましたが、この頑張ってきた経歴を書かないのは許せなかったので、転職活動ではフルに活用しました。

もちろん、転職には成功しましたよ。

しかしながら、転職活動において大事なのはホストでナンバーに入る事ではありません。
会社の採用担当が、あなたのホスト経歴について思う事を書いておきます。

職歴よりもその仕事で何を得たか

履歴書に「ホストをやっていた」とストレートに書いてしまう事は避けた方が良いのは上で書いた通りです。
それだけで第一印象が悪くなってしまい、元々狭き門が閉ざされてしまうからです。

しかしながら正直、採用担当にとってはあなたがホストをやっていた事なんてどうでも良いんです。

それよりも、その仕事であなたが何を得たのか?
あなたはどんな事ができるのか?

このような事に興味があるので、あなたができる事と希望する会社との共通点を考えてみましょう。

仕事において何を大事にしてきたか

採用担当は、あなたの「仕事に対する姿勢」が気になります。
世間的に、ホストという仕事はクズとよく言われます。
でも、仕事は仕事ですよね。
お客様にサービスを提供し、対価として給料をもらうのは他のどんな仕事とも同じです。

「給料をもらう以上は責任感を持って仕事をやり遂げる」とか「自分よがりにならずチームプレイでどんな仕事も乗り切る」とかいうのが、仕事に対する姿勢です。
ホストだけでなく、他の仕事にも共通して言える事ですよね。

もし採用担当に、仕事に対する姿勢がイイ加減で無責任だというのが伝わってしまうと、もう終わりです。
かと言って「嘘をつくべき」とは言いませんが、あなたが仕事をしてきた中で前向きに思えるシチュエーションが何か一つでもあったはずなので、思い出してみて自己PRに取り入れてみましょう。

会社にどのように貢献してくれるのか

会社が転職希望者に求めている事は「どのように貢献してくれるのか?」というところです。
つまり、会社があなたを雇うメリットは何?という部分をアピールできれば、好感を持ってもらえる可能性がグッと上がるでしょう。

あなたがホストとしてこれまで経験してきた事を、会社の仕事にどのように活かす事ができるのかを具体的に想像してみて下さい。
それを、読み手の採用担当に伝わるように、簡潔に履歴書に書けば良いのです。

[st-kaiwa1]採用担当はあなたの職歴自体に興味は無い!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]採用担当がどこを見てるのかがわかれば、履歴書も書きやすいですよねー。[/st-kaiwa2]

ホストの経歴に誇りを持つ

kvc_matome_20200216

ここまで色々書いてきましたが、まとめると以下の通りです。

  • ホストの経歴はストレートに書かずに若干ぼかしながら、活かせる事をアピール
  • ホストの経歴を書かないのはデメリット
  • 採用担当はホストの経歴なんてどうでも良い
  • 会社が求めるのは、会社に貢献してくれる人

あなたにとって、ホストは誇りを持って続けてきた仕事のはずです。
転職活動の際、履歴書にはぜひホストの経歴を書いて下さい。

何度も言いますが、ホストの過去はストレートに書かずに、ぼかしながらアピールしましょう。

もし一人の転職活動が不安なら、転職活動をサポートしてくれるサービスもあるので、履歴書の書き方等も一緒に考えてもらいましょう。

[st-kaiwa1]ホストをやめて転職しようと思った時に、初めてホストになった事を後悔する!![/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]「ホストなんてやらなければ、履歴書書くのにこんなに困る事は無かったのに…」って事ですねー。[/st-kaiwa2]

タイトルとURLをコピーしました