こんにちは、元ホストのきゅうびです。
「イケメンだから売れるだろう」と安易な考えでホストを始めたものの、全然売上が伸びずに困っていたりしませんか?
「イケメンだ」と思っているのは自分自身ですよね。
一番大事なのは「客観的に見る事」だと思います。
また、必ずしも売れる要素として「イケメン」が必要とは限りません。
イケメンがお客様から喜ばれるのは間違いありませんが、それだけで売れるほどホストは甘くないのです。
どれだけチャラい、何も考えていないように見えるホストでも「売れる為に」人一倍努力をしています。
本人にその認識が無い場合もありますが、それは「やりたくてやってる事」が偶然「売れる為の行動」になっているのでしょう。(こういう人の事を「天才」と言います)
天才でない多数派のホストは、人一倍努力をして、自分を磨いていく必要があります。
イケメンだからといって、ホストとして売れるとは限りません。
— きゅうび (@host9vi) 2020年2月25日
売れる為には
・一緒にいて楽しい、落ち着く
・営業外でも相手する(お客様の事を考える)
・お酒飲める
・イケメンなお良し
できるだけ会う機会をつくるのもポイントですが、そもそも新規獲得ができていないとお客様は増えていきません
自分を磨く努力と同時に「新規獲得」の為の努力もしていきましょう。
どれだけ自分磨きをしても、それを評価してくれるお客様がいないと売上には繋がりません。
大事なのは「お客様」です。
自分本位にならず、相手の事を考えて動きましょう。
この記事では、入店して3ヶ月でナンバーに入った私が『イケメンなのにホストとして売れない理由と売れる条件』を解説していきます。
イケメンだからって、何をしても許されるわけじゃない!!
逆に、イケメンが優しくしてくれると好感持てる…
イケメンだからといって売れるわけではない
「俺、イケメンだからホストで稼げるだろう」と、安易な考えでホストクラブに入店した人は、思ったより売れずに悩む事もあるでしょう。
幼い頃から「イケメンだねー」と褒められまくり、チヤホヤされてきた人なら余計に「なんでだよ!」と怒りがこみ上げてくる事だってあるはず。
売れているホストを見てみる
同じ店のナンバーの顔を見てみましょう。
「なんでこんなブサイクが売れてんの?みんな目悪いんじゃね?」と思うぐらいの人がナンバーに入っている事はありませんか?
それは、お客様の目が悪いのではありません。
あなたの観察眼がまだ未熟なだけなのです。
大丈夫、これに気付けたならこれから変わっていけるはずです。
イケメンである事を最大限に活かす
イケメン要素はあっても無くても関係ない、というわけではありません。
顔が良ければ良いほど、お客様に喜ばれる事が多いのも事実です。
が、イケメンならどんな対応をしても良いとか、何をしても良いとか、そんな事を思っているのであれば間違いです。
新規のお客様が送りを決める理由として「イケメンだから」というのは、少数派だと思っておいた方が良いでしょう。
イケメンだから「送りに選ぶ」ではなく、イケメンだから「喋ってあげても良いかな」ぐらいにしか思われていない、と思っていてちょうど良いぐらいです。
イケメンは「新規獲得のチャンスが増える」この程度であり、お客様的に最優先事項ではありません。
間口を広げる
本心はそのお客様にしかわかりませんが、イケメン要素を備えていることは、小さくてもメリットになります。
外見は、第一印象やその後の関係に大きく関わる部分だからです。
「イケメンだから喋ってもらえた」「イケメンだから目を見てもらえた」と考え、そのチャンスを最大限に活かして全力で自分のアピールをしていきましょう。
新規獲得をしない事には、売上はあがりません。
イケメンは「他の人よりチャンスが少し多く訪れる」程度のメリットと思っておけば良い!!
チャンスをできるだけ多く”掴む”努力は必要です。
ホストが売れる条件
ホストが売れる条件は、実際に売れているホストを見ていればなんとなくわかってきます。
先輩ホストやナンバーホストのヘルプにつく事もよくあると思うので、そのホストがどのようにお客様と接しているか、またお客様の反応も意識して、テーブルマナーに気をつけながら観察してみましょう。
一緒にいて楽しい
これが一番の要因かと思います。
お客様によって、ホストクラブに求めるものは変わってくるかもしれませんが、楽しくない場所にわざわざ足を運んで大金を使うと思いますか?
その「楽しい」についても、お客様によって何が楽しいのかは変わってきますが、会話する中で汲み取っていく必要があります。
芸や笑い話を求められる
関西、特に大阪ミナミのホストは、芸や笑い話を求められる事が非常に多いです。
同じ大阪に住んでいるお客様よりも、他県から来て「大阪のホストは皆芸人みたいな事をしてくれる」という偏った知識を持っているお客様に多い傾向がありますね。
もちろん、これに対応できれば「この人しかいない!」と指名をもらえる事もあるでしょう。
しかしながら、大阪のホストが皆芸人スキルを持っているわけではなく、なかなか難易度が高いですよね。
これには無理に対応できるようになる必要はありませんが、反応速度は今より上げておくと良いかもしれません。
振られた事に対して、返答の内容が面白くなくても良いんです。
テンポ良く反応するだけでも、その場の流れを壊さずに次の人へバトンを渡す事ができます。
普通に会話をする
このパターンは圧倒的多数派かもしれません。
普通に会話するのって、結構頭を使うんですよね。
会話は連想ゲームです。
話を切らさずに、次々に話題を投入していく。
些細な一言から、どんどんキーワードを抽出して、相手の情報を引き出していきましょう。
「このホストは喋らないから苦手」と言うお客様はよくいます。
つまり、普通に喋れるようになるだけで、ぐんと売上がアップする可能性があるのです。
ゲームしてとにかく飲む
ゲームの敗者は、グラスのお酒を一気にグイするのが基本。
お客様の中には、とにかくゲームをして遊びたいというタイプがいます。
「負けて一気に飲みたい」という願望もあれば「勝ってホストを潰したい」というのもあるでしょう。
このパターンのお客様には、一緒にゲームを楽しみながら「自分は他のテーブルの為に絶対潰れない」と意識しておくのが重要です。
そのテーブル一つの為に、貴重な一日を潰してしまうのはもったいないですからね。
営業外も相手してくれる
ホストは、どれだけ自分の時間をお客様に捧げるかで売上が変わります。
これは、新人として入店した頃から先輩や役職ホストに言われ続けてきた事かと思います。
もちろん、この「自分の時間」とは、店の営業外のプライベートな時間の事を指しています。
お客様の心理としては、「店に行かないと相手してくれないようなホストはイヤ」になってくるんですよね。
なので、こちらは「自分のプライベートな時間を先行投資する」という考え方を持つ必要が出てきます。
お客様を見極める
ここでの「見極める」とは、お金を持っているかいないか、お金を出してくれるかくれないか、という部分だけで良いです。
貴重な時間を投資する以上は無駄撃ちを避けたいので「投資したら今後売上に繋がりそう」なお客様を厳選する必要がありますよね。
お客様に直接職業を聞くのはタブーとされていますが、一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、自然と相手の生活習慣やサイクルがわかってきて、自ずと「どうやって稼いでいるのか」も見えてくるでしょう。
少しの時間から投資していき「いける」と判断できればどんどん時間をつぎ込んでいくのです。
そうすれば、お客様の財布のヒモがゆるくなるかもしれません。
会う機会を多くつくる
人は、出会ったばかりの人とはしばらく会わないと忘れます。
忘れ去られない為に、狙ったお客様とはできるだけ多く電話をし、外で会う機会を多くつくるのが良いですね。
何もしなければ、売上は絶対にあがりません。
でも、仲良くなれれば、店にも来てくれるようになるかもしれません。
売上があがるかもしれない可能性を、できるだけ多く作っていきましょう。
お酒飲める
基本的に、ホストクラブは「楽しくお酒を飲むエンターテイメントな場」なので、一緒にお酒を飲めるホストの方が喜ばれるに決まっています。
新規を選ぶ基準として「飲めるホスト」と言うお客様も少なくありません。
『飲めなくてもホストできる』は信用しない
飲めなくてもナンバーになれる人はいます。
が、他のホストに嫌われます。
ナンバーに入るには、どうしてもお酒をたくさん消費しないといけないからです。
担当が飲まないなら、誰が飲むんですか?って話。
しかも、他のホストの卓にヘルプに入っても、お酒飲まないんですよ。
単価上がらないですよね。
これで嫌われない方が、逆に不自然だと思いませんか?
イケメンだとなお良し
上に書いてきた事に加えて「イケメン」だとさらに良いです。
「イケメンが良い」というお客様を捕まえる事ができるようになります。
新規獲得できる層が増えるわけなので、さらに売上があがる可能性が出てきます。
イケメンじゃない方が良いパターン
ブサイクな顔が逆に良い味を出しているパターンもあるので、一概に「イケメンの方が良い」とは言えません。
が、イケメンに生まれた人がブサイクを目指す必要は全く無いです。
きっと、ブサイクに生まれた人は「イケメンになりたい」と思っているはずで、イケメンにしか見れない景色があります。
ホストが売れる方法として書いてますけど、これができたら普通にモテます。
これらを満たす一般人がいたら最強なのにねー…
そもそも新規を取れていない
ホストが売れる為には、そもそも自分を指名して来店してくれるお客様がいないといけません。
できるだけたくさんの「新規のお客様を獲得する機会」をつくる努力が必要ですね。
営業外でも集客の努力
営業中は、従業員みんなに平等に新規獲得のチャンスが回ってくると思います。
しかしながら、それだけでは自分だけ飛び出る事はできません。
他人よりも努力できる人だけが、ナンバーに入る事ができます。
『ナンパ』という名のキャッチ
できるだけ多くの女の子と繋がっておくと、それだけ可能性が増えます。
営業外の出会いの中にも、「ホストやってるなら飲み行くわー」と言ってくれる人がいるかもしれないです。
日々の営業外の時間には、「営業前」と「営業後」の2種類ありますが、営業前のキャッチの方が圧倒的に売上に繋がります。
キャッチしてそのまま同伴できる可能性があるので。
自宅で無料でできる配信アプリ
「キャッチはちょっと…」という人に便利な配信アプリは、無料であるにも関わらず全国から集客可能です。
私は大阪にいながら、これで関東や九州、北海道等の女の子を捕まえました。
ホストなら、「ミクチャ(MixChannel)」や「ツイキャス(TwitCasting)」が一般的かと思います。
出会い系サイトを利用する
今時、ホストは出会い系サイトからも集客してきます。
ポイントを買わないといけないので、お金をかける集客方法にはなりますが、この数千円の先行投資が数万円、数十万円となるならやる価値は大いにあります。
そもそも、「お金をかける事はやりたくない」という人が多いので、お金をかける集客方法はライバルが少なく、他の従業員を出し抜ける可能性が高いです。
イベントやパーティ等の出会いの場に参加
知人に「交流の場」としてイベントやパーティを企画している人がいるなら、積極的に参加してみましょう。
「集客の為」と意気込んでしまうと引かれる可能性があるので、あくまで一お客様として楽しむ為に参加します。
単純に、新たな出会いは刺激があって楽しいんですよね。
人との繋がりは、とても生産性があります。
出会いはチャンス!!
出会う女性一人一人が、売上貢献の可能性を持ってるんだよー。
できるだけ会う機会を多くつくるのがポイント
ホストが売上をあげる為には固定客(リピート)を増やしていく事が重要です。
お客様が新規からリピートしてくれるまでの段階を、お客様目線で考えてみましょう。
初対面:このホスト、どんな人かわからない
送りに指名:ちょっと興味はあるけど、私の方から積極的に連絡を取る程ではない
ちょっと気になる:頻繁に連絡をくれるから電話したい
会いたい:毎日電話で声を聞いてたら直接会いたくなる
他の男が見えなくなる:特定のホストと頻繁に会ってたら、もう他の人の事は考えられない
という感じです。
つまり、営業外の時間を使わない事には固定客は生まれないという事。
イケメンだからといって、努力もせず、時間を犠牲にもせずに売上をあげる事は難しいですね。
とは言え、イケメンはステータスです。
「ハロー効果」が追い風になり、他のイケメンでないホストと同じぐらいの努力をしてもそれ以上の成果を見込めるでしょう。
ぜひ、売れる努力をしてみて下さい。
LINEだけで関係を維持できるとは思わない方が良い!!
どれだけ性格悪くても、大事なところを押さえてるホストのことは気になっちゃう…